フリーが始まる前にメモしたものを補完して再UP.
・Liam FIRUS (カナダ)
2回転倒残念でした・・・
でも滑りはさすがカナダって感じ。
・Yakov GODOROZHA (ウクライナ)
実況鳥海さんが「トスカです」。
解説本田君、まさかの自分の衣装に似ていると言及。
何とかフリーに行けるかな。
・Misha GE (ウズベキスタン)
ミーシャの蛍光オレンジの衣装がまぶしくて、水色のリンクに映えまくっている。
課題の3Aは、ちょっとよろけたけど堪えてがんばった!
あとのジャンプも決めて、最後はノリノリステップで緊張感なくいつものミーシャだった笑
初五輪でミーシャワールド展開出来るなんてすごいよミーシャ。
・Jorik HENDRICKX (ベルギー)
あれ?火の鳥だっけ?と思った黒地にオレンジと黄の炎縁取りの衣装で
キャラバン マンボ。
ジャンプ高い!ジャンプノーミスで爽快なステップ会場に歓声。
・Michael Christian MARTINEZ (フィリピン)
わー マルティネス君がちょっと大人っぽくなってる!
少年から青年への過渡期って感じでまたいい雰囲気。
中世風のこれぞっていう衣装のロミジュリ。
3A降りた!五輪で披露出来たね!!
次のコンビネーション、セカンドジャンプが2回転になってしまった?けど
最後のループも跳びきった!
情熱のロミオ。やっぱり彼は音楽表現が素晴らしいと思う。
そしてクリムキンイーグルに、ラストは美しいビールマンで会場大歓声。
ブラボーです!
・Abzal RAKIMGALIEV (カザフスタン)
やっぱりピンクのこの衣装なのね。サスペンダーを伸び伸びさせたりクロスしたり。
途中でサスペンダーが伸びきってヒラヒラしてたりして気になって
ジャンプがどうだったか全然覚えていない・・・
さて、第2G
既にここで大歓声の会場、プルシェンコ登場の6分間練習。
私この時間家事してまして、さあ競技始まる!と慌てて戻ったら
プルシェンコが腰を押さえながらジャッジ席へ・・・
ええ、何が起こったの?もう競技始まってたの?と思ってましたが
6分間練習で既に痛めてたんですね・・・。
団体戦では相当無理してたんだなと思います。
ソチで個人戦棄権でも、やっぱりプルシェンコさんはレジェンドに変わりはありません。
・Viktor ROMANENKOV (エストニア)
ノートルダム・ド・パリ。プルさんの棄権による繰り上げで演技時間早まったのに
落ち着いて演技。ミスはちょこちょこあったけどがんばりました。
全体的にモスグリーンの衣装。カジモド?ジプシー?
ノートルダムとしてはこれが正統派の衣装だと思います笑
・Brendan KERRY (オーストラリア)
一部でパトリックのSP衣装に似ていると言われていた縞に染めた衣装。
憂いを秘めた美青年というところだが、ジャンプが見事に決まらない・・・
何が起きたのかわからないという茫然とした表情。
こういう顔を見るのは辛い。
・Paul Bonifacio PARKINSON (イタリア)
緑の衣装、金の縁取り模様の黒パンツで運命。
このコンセプトがどうしてもわからない。
運命の編曲も、最初は普通にクラシックで後半アレンジで
ちょっとどうかなと。
でも団体戦SPもFSも滑っててその疲れもあるだろうし、ピーキング難しいだろうと思う。
・Jeremy ABBOTT (アメリカ)
ピナ。
冒頭の4回転、ああっ空中で軸が曲がった!!と思ったら、
つんのめって横に思いっきり倒れ込んで壁に激突。
しばらくうずくまって脇を押さえて動けない。
心配で心配で息も出来ず見守ること数秒、それが何10分にも長く感じた。
何とか起き上がり、壁を伝って動き出した時、これはジャッジの方に行くのかと
傷みを堪える表情にこちらも蒼白になった直後・・・
まるで何かに突如突き動かされたかのように、リンク中央に向かうジェレミー。
会場は大歓声。
続く3Lz-3Tを決めた彼は、転倒前と別人のような顔つきになっていた。
相当長い間中断していた気がしたので、いったいどれだけの要素が抜けてしまったんだろうと思ったら
3Aも決めてジャンプは3つこなした!!
すごい、すごい!!!
あまりのことにキチンとカウントもしてなかったので
それでも、きっといくつかの要素抜けてたんじゃないだろうかとドキドキしていたが
点数が出た時は、ちゃんともらえてる!!!フリー行ける!と安堵。
あとで知ったんですが、振付を途中はしょって要素を全部詰め込んだんですね。
あの状況の中で計算して、しかも違和感なくそれをやってのけたジェレミー。
すごいとしか言いようがありません。
もちろん、彼の本来の点数ではないですが、この五輪という舞台であのアクシデントあって
それでも最後まで諦めなかったジェレミーに心から拍手です。
そして、一度ジャッジまで行こうとしたものの会場の声援に動かされた
という彼の話を聞き、会場の皆さんもありがとうと言いたい。
・Zoltan KELEMEN (ルーマニア)
ジャンプは全部クリーンではありませんでしたが、
彼って立ってる姿の姿勢がキレイで好きです。
何というか、中世の騎士、みたいな格好良さ。
表現も、派手ではありませんが、噛めば噛むほど味が出るような雰囲気があります。
第2G終わった時点で、既にHPもMPもゲージが減りまくっている私でした。
そして第3G。
・Viktor PFEIFER (オーストリア)
ハイドロから入る不思議な構成。
が、冒頭ジャンプいきなりすっぽ抜け・・
コンビネーションは入ったけどもアクセルはダブルに。
しかし体の柔らかさは健在。お得意の軟体スピンで魅せます。
でも、ファイファーさん、プリシラさんに付いてた時ってもっと
ジャンプも安定して表現的にもキラキラしてたような気がするなぁ。
ところでファイファーさんってチェロもやるんだって?
一度腕前を見せていただきたいわ。
・Javier RAYA (スペイン)
ジャンプがなかなかクリーンに決まらなかったけど
音楽の表現はさすがだな、かっこいい!って思いました。
”もう一人のハビエル”と言われないように
これからもがんばってほしい。
・Alexei BYCHENKO (イスラエル)
冒頭クワドにトライも転倒。
でも最初からキビキビとキレのある動き。
そしてスピードのある滑りでなかなか見応えありました。
・Jason BROWN (アメリカ)
初めてのオリンピックなのに、不思議と落ち着いてるようにみえるジェイソン君。
冒頭のアクセルはキレイ~に決まった!
コンビネーションも曲に合わせてひらりひらり。そしてルッツも決めた!
繋ぎ満載のすごいプログラムなのに、相変わらず楽しそうに滑ってて
しかも手足の動きがピタリピタリを音楽にはまっていく心地よさ。
すごい度胸、すごい精神力。ブラボーです。
彼が4回転をマスターしたら、本当に恐ろしい存在になりそう。
楽しみです。
・Tomas VERNER (チェコ)
さて、トマッシュ。ベージュっぽいチェックにズボンという衣装。
冒頭のクワドは転倒して残念だったけど、残るジャンプは美しい!
そしてコミカルな動きをしつつも、流れるような美しいスケート。
なかなかここまでの道のりは長かったけど、
やってる方も観てる方もほっこりする笑顔(あの諦めたような笑顔じゃなくて)
で五輪を迎えられて、本当に嬉しいです。
さて、ここでいよいよ第4G。
いきなり羽生君登場です。
リンクサイドに控えてるところでやっぱりヘッドホンしながら熱唱。
あれ、他の選手どう思ってるんだろう笑
・羽生結弦 (日本)
演技前に大きく深呼吸を2回、そして立ち位置に付いた時の表情がちょっと硬い!
うわー大丈夫かなぁと、久々に胃がキリキリ。
あ、でもあの首クイッが、ぎこちないけどあった!いけるかも?と気を取り直す。
そして冒頭のクワド、高い!!!美しく降りたーーー
夜中に一人で「よしぁぁ!!!!」と叫ぶ。
そしてスピン、振付の合間にニヤリと笑うゆづるさん。
あ、ちょっと落ち着いてきたかなと思ってるうちに、カウンターからのトリプルアクセル---!
そしてトリプルルッツトリプルトウも降りたーーー!!!
このコンボが終わった時はああああっと大きく息しちゃいました。
「へ」はいつもよりちょっと短め。
あそこをどれくらいキープするかで緊張度が測れる気がする。
でもニヤリと不適な笑いは健在。
団体戦ではちょっと横に流れた最後の高速スピンも、今回はキレイに決まりました。
戻ってきた羽生君をハグで迎え、一言二言言葉を交わして
オーサーさんはハビエルの方へ。
キスクラでは小林強化部長が付き添って下さいました。
演技前にはぷーさんはお留守番してたけど、演技後にはちゃんとそばに笑
そして点数・・・101.45。
初めての公式(しかも五輪で!)100点超え。
さすがの羽生君も瞬間にガッツポーズ、そして横の小林部長の驚きの表情(笑)
本当に、何というメンタルだろうとただただ驚嘆するばかりです。
・Javier FERNANDEZ (スペイン)
冒頭の4S・・・ちょっと乱れたけど大丈夫。
3Aもよしと思ったら、またちょっとコンボが怪しい・・・
全体的にいつものハビエルらしからぬ動き。やっぱりちょっと硬い。
もっとジャンプも高く跳べるはずなんだけど・・・。
ちょっとハビエルとして低い点数。
正直に言えば、SPもFSも、昨季のプログラムの方が好きだったし
ハビエル君に合っててかつ会場も沸いたんじゃないかと思う。
ハビエルの後ろで羽生君がキスクラに残って拍手してるのが見えましたね。
・Patrick CHAN (カナダ)
そしていよいよパトリック。
どうか五輪で素晴らしいエレジーが観られますように!と祈る。
スタートする前の表情は、いつもの静かなパトリック。
そして冒頭の4T-3Tは、高くて流れのある素晴らしい出来!
次の苦手意識ある3Aでちょっとバランスを崩したものの最後のルッツをきめ、
エレジーの静かな世界に最後まで陶酔することが出来ました。
97.52 いつもほどではないけど、いい点数出てホッ。
・Alexander MAJOROV (スウェーデン)
コロブチカ。冒頭からなかなか気合いの入った表情。
冒頭のクワド決まった!!コンボ決まった!3A何とか!
ジャンプ決めて安堵したのか、音楽に合わせてノリノリになっていくマヨロフさん。
どんどんスピードも上がってきて会場もわーっと沸いている。
最後は体でガッツポーズ!
こんなにガンガンくる荒ぶるマヨロフさん初めてみましたよ!
いつもクールなイメージなのに笑顔全開で喜んでいて
こちらも嬉しくなりました。
・Florent AMODIO (フランス)
出てきた瞬間、ファンデ?チーク?顔が変わったかのような化粧の濃さにちょっとびっくり。
化粧濃いと調子が悪い説(ごく一部の人による笑)がよぎってちょっと不安。
冒頭は予定4Sだったのか?3Sだったが、とりあえず3回転としてはクリーン。
しかし次のアクセルがダブルに。
それでも笑顔は絶やさず音楽に合わせて盛り上げようとしていて
彼らしさは最後まで出せたんじゃないかと思います。
・Brian JOUBERT (フランス)
フランスが続きます。
黒地に稲妻のようなオレンジと黄のラインの繋ぎ衣装。黒地が濃いので
今回は透けてないのかと思ったら、ちゃんとお腹の部分が透けてました笑
そして冒頭。
ここまで男子を牽引してきた4回転ジャンパーの意地とプライドをかけて、4-3を決めました!!
そしてその勢いのまま、3Aも3Lzも決めた!
素晴らしい、ここまでクリーンなノーミスのジュベールさんは久しぶりなんじゃない?
もうとにかくかっこいい!ステキ過ぎる。
点数が思ったよりは出なくてブーイング。
そしてここで第5G。
いよいよ最後のグループです。
・Michal BREZINA (チェコ)
山の魔王の宮殿にて。
クワドとコンボにちょいミスがあったけども、
その他の要素でキチンとまとめたかなという感じ。
スピードもあったし、動きもよかった。
クワドは4Sだしそれなりに点数ももらえてホッ。
いや、でもやっぱりミハルにはもっと似合うプログラムがあると思うんだわぁ。
・Denis TEN (カザフスタン)
上下黒の衣装だけど、よく見るとキラキラたくさんついてて
夜空の星みたいなキレイな衣装。
ジャンプはちょっと調子悪いのかな・・・クワド、転倒。回転は足りてるのか?
トリプルアクセルはきれいだったけど、コンボセカンドジャンプがダブルに。
でも滑りはさすが。丁寧に丁寧に、だけど慎重になりすぎずに滑ってるという感じ。
・Peter LIEBERS (ドイツ)
ずっと見てる気がするんだけど、リーベルス君五輪初出場なんですね。
ここんとこ急に男らしくなったというか、体格がしっかりしてきて
それによってジャンプもすごく安定してきましたね。
冒頭のジャンプ4-3、高い!
アクセル、そしてルッツも素晴らしいジャンプでした。
86.04、いい点数!
・Han YAN (中国)
さて、ハンヤン、五輪デビュー。
ツイッターでは「このプログラムをハンヤンに作った人に小一時間ほど談判したい」
と大きなことを申し上げましたが、この振付はあのローリー・ニコルさんです。
すみませんでした。でもやっぱり彼には合ってないと思います笑
せっかくのあのツルツル滑るスケーティングをもうちょっと魅せてくれないと・・・
立ち止まって小芝居はいらないんじゃないですかね?
アクセルは相変わらずすごい飛距離、コマ投げたみたいな美しさ。
クワドだけちょっと惜しかった。
・高橋大輔 (日本)
バイオリンのためのソナチネ。
冒頭から何か悟りを開いたような静かな目。
全日本とは別人のようです。
冒頭の4回転は、両足で回転不足。
しかしトリプルアクセルも、得意のルッツのコンボもしっかり決めました。
これを見ている間、あの例の騒動なんて全くわすれていました。
むしろ、全日本までのこの曲を表現してやる!というような気負いみたいなのがなくなって
純粋に音楽と向かい合ってるような、そんな感じがして
音が静かに染みいってきて、ああ、この曲いい曲だなと素直に思いました。
・町田樹 (日本)
さあ、大トリ。
このエデンの東を世界の皆さんに披露する時が来ました。
冒頭のクワドからのコンビネーション、セカンドがダブルになった!
しかし次のトリプルアクセルは素晴らしい!!
ここの3Aは曲と流れに合っていて本当に気持ちがいいです。
しかしいよいよラストに向けて最後のジャンプ、という時に
まさかのルッツがダブルに・・・・
それでも最後までエデンの東の世界を途切れさえまいとする姿に
胸が苦しくなりました。
衝撃のSP11位発進。
でも、点数的には3位から11位の町田君まで3点差しかないという
拮抗した戦い。フリーで挽回!火の鳥大飛翔編ですよ!
その後のインタビュー、、最初は悔しそうというより茫然自失という表情で
見てる方も辛かったのに、
インタビュアーに「明日の火の鳥は」と質問を受けた瞬間、
フッと別人のように顔が変わってびっくりした。
心のスイッチが切り替わった瞬間を今見たと思った。
そして逆バレンタイン発言。
言葉の力ってすごい。
男子のショートプログラムは
気がつけば羽生君とパトリックの一騎打ちとなり
3位以下が団子という、ちょっと予想してたようなしてなかったような展開になりました。
・Liam FIRUS (カナダ)
2回転倒残念でした・・・
でも滑りはさすがカナダって感じ。
・Yakov GODOROZHA (ウクライナ)
実況鳥海さんが「トスカです」。
解説本田君、まさかの自分の衣装に似ていると言及。
何とかフリーに行けるかな。
・Misha GE (ウズベキスタン)
ミーシャの蛍光オレンジの衣装がまぶしくて、水色のリンクに映えまくっている。
課題の3Aは、ちょっとよろけたけど堪えてがんばった!
あとのジャンプも決めて、最後はノリノリステップで緊張感なくいつものミーシャだった笑
初五輪でミーシャワールド展開出来るなんてすごいよミーシャ。
・Jorik HENDRICKX (ベルギー)
あれ?火の鳥だっけ?と思った黒地にオレンジと黄の炎縁取りの衣装で
キャラバン マンボ。
ジャンプ高い!ジャンプノーミスで爽快なステップ会場に歓声。
・Michael Christian MARTINEZ (フィリピン)
わー マルティネス君がちょっと大人っぽくなってる!
少年から青年への過渡期って感じでまたいい雰囲気。
中世風のこれぞっていう衣装のロミジュリ。
3A降りた!五輪で披露出来たね!!
次のコンビネーション、セカンドジャンプが2回転になってしまった?けど
最後のループも跳びきった!
情熱のロミオ。やっぱり彼は音楽表現が素晴らしいと思う。
そしてクリムキンイーグルに、ラストは美しいビールマンで会場大歓声。
ブラボーです!
・Abzal RAKIMGALIEV (カザフスタン)
やっぱりピンクのこの衣装なのね。サスペンダーを伸び伸びさせたりクロスしたり。
途中でサスペンダーが伸びきってヒラヒラしてたりして気になって
ジャンプがどうだったか全然覚えていない・・・
さて、第2G
既にここで大歓声の会場、プルシェンコ登場の6分間練習。
私この時間家事してまして、さあ競技始まる!と慌てて戻ったら
プルシェンコが腰を押さえながらジャッジ席へ・・・
ええ、何が起こったの?もう競技始まってたの?と思ってましたが
6分間練習で既に痛めてたんですね・・・。
団体戦では相当無理してたんだなと思います。
ソチで個人戦棄権でも、やっぱりプルシェンコさんはレジェンドに変わりはありません。
・Viktor ROMANENKOV (エストニア)
ノートルダム・ド・パリ。プルさんの棄権による繰り上げで演技時間早まったのに
落ち着いて演技。ミスはちょこちょこあったけどがんばりました。
全体的にモスグリーンの衣装。カジモド?ジプシー?
ノートルダムとしてはこれが正統派の衣装だと思います笑
・Brendan KERRY (オーストラリア)
一部でパトリックのSP衣装に似ていると言われていた縞に染めた衣装。
憂いを秘めた美青年というところだが、ジャンプが見事に決まらない・・・
何が起きたのかわからないという茫然とした表情。
こういう顔を見るのは辛い。
・Paul Bonifacio PARKINSON (イタリア)
緑の衣装、金の縁取り模様の黒パンツで運命。
このコンセプトがどうしてもわからない。
運命の編曲も、最初は普通にクラシックで後半アレンジで
ちょっとどうかなと。
でも団体戦SPもFSも滑っててその疲れもあるだろうし、ピーキング難しいだろうと思う。
・Jeremy ABBOTT (アメリカ)
ピナ。
冒頭の4回転、ああっ空中で軸が曲がった!!と思ったら、
つんのめって横に思いっきり倒れ込んで壁に激突。
しばらくうずくまって脇を押さえて動けない。
心配で心配で息も出来ず見守ること数秒、それが何10分にも長く感じた。
何とか起き上がり、壁を伝って動き出した時、これはジャッジの方に行くのかと
傷みを堪える表情にこちらも蒼白になった直後・・・
まるで何かに突如突き動かされたかのように、リンク中央に向かうジェレミー。
会場は大歓声。
続く3Lz-3Tを決めた彼は、転倒前と別人のような顔つきになっていた。
相当長い間中断していた気がしたので、いったいどれだけの要素が抜けてしまったんだろうと思ったら
3Aも決めてジャンプは3つこなした!!
すごい、すごい!!!
あまりのことにキチンとカウントもしてなかったので
それでも、きっといくつかの要素抜けてたんじゃないだろうかとドキドキしていたが
点数が出た時は、ちゃんともらえてる!!!フリー行ける!と安堵。
あとで知ったんですが、振付を途中はしょって要素を全部詰め込んだんですね。
あの状況の中で計算して、しかも違和感なくそれをやってのけたジェレミー。
すごいとしか言いようがありません。
もちろん、彼の本来の点数ではないですが、この五輪という舞台であのアクシデントあって
それでも最後まで諦めなかったジェレミーに心から拍手です。
そして、一度ジャッジまで行こうとしたものの会場の声援に動かされた
という彼の話を聞き、会場の皆さんもありがとうと言いたい。
・Zoltan KELEMEN (ルーマニア)
ジャンプは全部クリーンではありませんでしたが、
彼って立ってる姿の姿勢がキレイで好きです。
何というか、中世の騎士、みたいな格好良さ。
表現も、派手ではありませんが、噛めば噛むほど味が出るような雰囲気があります。
第2G終わった時点で、既にHPもMPもゲージが減りまくっている私でした。
そして第3G。
・Viktor PFEIFER (オーストリア)
ハイドロから入る不思議な構成。
が、冒頭ジャンプいきなりすっぽ抜け・・
コンビネーションは入ったけどもアクセルはダブルに。
しかし体の柔らかさは健在。お得意の軟体スピンで魅せます。
でも、ファイファーさん、プリシラさんに付いてた時ってもっと
ジャンプも安定して表現的にもキラキラしてたような気がするなぁ。
ところでファイファーさんってチェロもやるんだって?
一度腕前を見せていただきたいわ。
・Javier RAYA (スペイン)
ジャンプがなかなかクリーンに決まらなかったけど
音楽の表現はさすがだな、かっこいい!って思いました。
”もう一人のハビエル”と言われないように
これからもがんばってほしい。
・Alexei BYCHENKO (イスラエル)
冒頭クワドにトライも転倒。
でも最初からキビキビとキレのある動き。
そしてスピードのある滑りでなかなか見応えありました。
・Jason BROWN (アメリカ)
初めてのオリンピックなのに、不思議と落ち着いてるようにみえるジェイソン君。
冒頭のアクセルはキレイ~に決まった!
コンビネーションも曲に合わせてひらりひらり。そしてルッツも決めた!
繋ぎ満載のすごいプログラムなのに、相変わらず楽しそうに滑ってて
しかも手足の動きがピタリピタリを音楽にはまっていく心地よさ。
すごい度胸、すごい精神力。ブラボーです。
彼が4回転をマスターしたら、本当に恐ろしい存在になりそう。
楽しみです。
・Tomas VERNER (チェコ)
さて、トマッシュ。ベージュっぽいチェックにズボンという衣装。
冒頭のクワドは転倒して残念だったけど、残るジャンプは美しい!
そしてコミカルな動きをしつつも、流れるような美しいスケート。
なかなかここまでの道のりは長かったけど、
やってる方も観てる方もほっこりする笑顔(あの諦めたような笑顔じゃなくて)
で五輪を迎えられて、本当に嬉しいです。
さて、ここでいよいよ第4G。
いきなり羽生君登場です。
リンクサイドに控えてるところでやっぱりヘッドホンしながら熱唱。
あれ、他の選手どう思ってるんだろう笑
・羽生結弦 (日本)
演技前に大きく深呼吸を2回、そして立ち位置に付いた時の表情がちょっと硬い!
うわー大丈夫かなぁと、久々に胃がキリキリ。
あ、でもあの首クイッが、ぎこちないけどあった!いけるかも?と気を取り直す。
そして冒頭のクワド、高い!!!美しく降りたーーー
夜中に一人で「よしぁぁ!!!!」と叫ぶ。
そしてスピン、振付の合間にニヤリと笑うゆづるさん。
あ、ちょっと落ち着いてきたかなと思ってるうちに、カウンターからのトリプルアクセル---!
そしてトリプルルッツトリプルトウも降りたーーー!!!
このコンボが終わった時はああああっと大きく息しちゃいました。
「へ」はいつもよりちょっと短め。
あそこをどれくらいキープするかで緊張度が測れる気がする。
でもニヤリと不適な笑いは健在。
団体戦ではちょっと横に流れた最後の高速スピンも、今回はキレイに決まりました。
戻ってきた羽生君をハグで迎え、一言二言言葉を交わして
オーサーさんはハビエルの方へ。
キスクラでは小林強化部長が付き添って下さいました。
演技前にはぷーさんはお留守番してたけど、演技後にはちゃんとそばに笑
そして点数・・・101.45。
初めての公式(しかも五輪で!)100点超え。
さすがの羽生君も瞬間にガッツポーズ、そして横の小林部長の驚きの表情(笑)
本当に、何というメンタルだろうとただただ驚嘆するばかりです。
・Javier FERNANDEZ (スペイン)
冒頭の4S・・・ちょっと乱れたけど大丈夫。
3Aもよしと思ったら、またちょっとコンボが怪しい・・・
全体的にいつものハビエルらしからぬ動き。やっぱりちょっと硬い。
もっとジャンプも高く跳べるはずなんだけど・・・。
ちょっとハビエルとして低い点数。
正直に言えば、SPもFSも、昨季のプログラムの方が好きだったし
ハビエル君に合っててかつ会場も沸いたんじゃないかと思う。
ハビエルの後ろで羽生君がキスクラに残って拍手してるのが見えましたね。
・Patrick CHAN (カナダ)
そしていよいよパトリック。
どうか五輪で素晴らしいエレジーが観られますように!と祈る。
スタートする前の表情は、いつもの静かなパトリック。
そして冒頭の4T-3Tは、高くて流れのある素晴らしい出来!
次の苦手意識ある3Aでちょっとバランスを崩したものの最後のルッツをきめ、
エレジーの静かな世界に最後まで陶酔することが出来ました。
97.52 いつもほどではないけど、いい点数出てホッ。
・Alexander MAJOROV (スウェーデン)
コロブチカ。冒頭からなかなか気合いの入った表情。
冒頭のクワド決まった!!コンボ決まった!3A何とか!
ジャンプ決めて安堵したのか、音楽に合わせてノリノリになっていくマヨロフさん。
どんどんスピードも上がってきて会場もわーっと沸いている。
最後は体でガッツポーズ!
こんなにガンガンくる荒ぶるマヨロフさん初めてみましたよ!
いつもクールなイメージなのに笑顔全開で喜んでいて
こちらも嬉しくなりました。
・Florent AMODIO (フランス)
出てきた瞬間、ファンデ?チーク?顔が変わったかのような化粧の濃さにちょっとびっくり。
化粧濃いと調子が悪い説(ごく一部の人による笑)がよぎってちょっと不安。
冒頭は予定4Sだったのか?3Sだったが、とりあえず3回転としてはクリーン。
しかし次のアクセルがダブルに。
それでも笑顔は絶やさず音楽に合わせて盛り上げようとしていて
彼らしさは最後まで出せたんじゃないかと思います。
・Brian JOUBERT (フランス)
フランスが続きます。
黒地に稲妻のようなオレンジと黄のラインの繋ぎ衣装。黒地が濃いので
今回は透けてないのかと思ったら、ちゃんとお腹の部分が透けてました笑
そして冒頭。
ここまで男子を牽引してきた4回転ジャンパーの意地とプライドをかけて、4-3を決めました!!
そしてその勢いのまま、3Aも3Lzも決めた!
素晴らしい、ここまでクリーンなノーミスのジュベールさんは久しぶりなんじゃない?
もうとにかくかっこいい!ステキ過ぎる。
点数が思ったよりは出なくてブーイング。
そしてここで第5G。
いよいよ最後のグループです。
・Michal BREZINA (チェコ)
山の魔王の宮殿にて。
クワドとコンボにちょいミスがあったけども、
その他の要素でキチンとまとめたかなという感じ。
スピードもあったし、動きもよかった。
クワドは4Sだしそれなりに点数ももらえてホッ。
いや、でもやっぱりミハルにはもっと似合うプログラムがあると思うんだわぁ。
・Denis TEN (カザフスタン)
上下黒の衣装だけど、よく見るとキラキラたくさんついてて
夜空の星みたいなキレイな衣装。
ジャンプはちょっと調子悪いのかな・・・クワド、転倒。回転は足りてるのか?
トリプルアクセルはきれいだったけど、コンボセカンドジャンプがダブルに。
でも滑りはさすが。丁寧に丁寧に、だけど慎重になりすぎずに滑ってるという感じ。
・Peter LIEBERS (ドイツ)
ずっと見てる気がするんだけど、リーベルス君五輪初出場なんですね。
ここんとこ急に男らしくなったというか、体格がしっかりしてきて
それによってジャンプもすごく安定してきましたね。
冒頭のジャンプ4-3、高い!
アクセル、そしてルッツも素晴らしいジャンプでした。
86.04、いい点数!
・Han YAN (中国)
さて、ハンヤン、五輪デビュー。
ツイッターでは「このプログラムをハンヤンに作った人に小一時間ほど談判したい」
と大きなことを申し上げましたが、この振付はあのローリー・ニコルさんです。
すみませんでした。でもやっぱり彼には合ってないと思います笑
せっかくのあのツルツル滑るスケーティングをもうちょっと魅せてくれないと・・・
立ち止まって小芝居はいらないんじゃないですかね?
アクセルは相変わらずすごい飛距離、コマ投げたみたいな美しさ。
クワドだけちょっと惜しかった。
・高橋大輔 (日本)
バイオリンのためのソナチネ。
冒頭から何か悟りを開いたような静かな目。
全日本とは別人のようです。
冒頭の4回転は、両足で回転不足。
しかしトリプルアクセルも、得意のルッツのコンボもしっかり決めました。
これを見ている間、あの例の騒動なんて全くわすれていました。
むしろ、全日本までのこの曲を表現してやる!というような気負いみたいなのがなくなって
純粋に音楽と向かい合ってるような、そんな感じがして
音が静かに染みいってきて、ああ、この曲いい曲だなと素直に思いました。
・町田樹 (日本)
さあ、大トリ。
このエデンの東を世界の皆さんに披露する時が来ました。
冒頭のクワドからのコンビネーション、セカンドがダブルになった!
しかし次のトリプルアクセルは素晴らしい!!
ここの3Aは曲と流れに合っていて本当に気持ちがいいです。
しかしいよいよラストに向けて最後のジャンプ、という時に
まさかのルッツがダブルに・・・・
それでも最後までエデンの東の世界を途切れさえまいとする姿に
胸が苦しくなりました。
衝撃のSP11位発進。
でも、点数的には3位から11位の町田君まで3点差しかないという
拮抗した戦い。フリーで挽回!火の鳥大飛翔編ですよ!
その後のインタビュー、、最初は悔しそうというより茫然自失という表情で
見てる方も辛かったのに、
インタビュアーに「明日の火の鳥は」と質問を受けた瞬間、
フッと別人のように顔が変わってびっくりした。
心のスイッチが切り替わった瞬間を今見たと思った。
そして逆バレンタイン発言。
言葉の力ってすごい。
男子のショートプログラムは
気がつけば羽生君とパトリックの一騎打ちとなり
3位以下が団子という、ちょっと予想してたようなしてなかったような展開になりました。
02/16 (Sun) 20:36