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NHK杯 男子SP

2009年11月06日 17:22

ライブ観戦中です。


村上大介

第一滑走のプレッシャーなど感じさせない、若さ溢れる演技。
どのジャンプも勢いがあって迫力でした。
ステップも大きくて伸びやかで、観ていてとても気持ちがよかったです。
ああ、若いっていいなぁと思わせてくれました。
なかなか舞台度胸?もあるようですし、これからの活躍が楽しみです。

66.78


ジェレミー・テン

雰囲気が変わったような?何となく衣装がエマさんを彷彿とさせます。
ジャンプもそこそこで丁寧に丁寧にという滑り。
その分TVでみるとちょっとスピードがなかったかなと思えたのですがどうでしょうか。

61.69


ボーン・チピア

スピード感があって手足もよく動いています。
一言でいえば爽快、なスケーティング。
3Aはちょっと手をついてしまったものの、ジャンプは高さがあってよかったです。
スピンも多彩でしたが、ちょっとステップが腰が高くて浅い気がしました。
どの要素もいい感じなので、あとはもうちょっと印象的な何かが欲しいかなぁ。

66.55


クリストファー・ベルントソン

この人はいつも何かしてくれるという期待感がありますが
今回もやっぱりマイム!カラテ?サムライ?
いつもジャンプが残念なことになるので今回はどうだろうとハラハラしてましたら
3Aをピタリ、3−3もおりた!うおーとなっていたら
最後のソロジャンプでスピンアウト・・・・
でもやっぱりこういう個性的なPGは嬉しい。観ていて楽しいのです。
FSではガンバってほしい!

64.64


アルッセイ・ボロドゥリン

華のある選手ですね。赤の衣装がよく似合ってます。
スピードあり、ジャンプも高さがあり。
段々スピードが上がってくるカリンカステップも最後まで疾走するようで
ずっと勢いがありました。

69.49


高橋大輔

うわー もうなんか半泣き状態です!
ジャンプも2つまでは完璧、3つめで一瞬空中で止まって転ぶかと思いましたが
よく堪えました!
でもでも、やっぱり何かやらかしてくれるのねーこの人は!
最後のステップで転倒・・・・本人も苦笑いですが
もう、ケガがなくてよかったです。
eyeいいプログラムですね。緩急の決め方が抜群です。
しかし本田君、気持ちはわかるけど、なんかしゃべらんと笑

78.18
うーんいまいち点が出てないなぁ。





心拍数が上がったまま第2グループ5分間練習。


ジョニ−・ウィア

こないだのロシア杯にみえた顔のこわばりがちょっと穏やかだなと思いましたが
最初のコンボ、スラッと入ってピタリと着氷!!
そして3Aもキレイに下りてくれました〜〜〜
そして最後のソロも無事下りて、ジャンプは完璧です!!!!!
ここで心が軽くなったジョニー、ステップへの入りはあっはんうっふん炸裂で
体がよく動いていました。

ああ、その後はもう涙と安堵でよく覚えていません・・・
最後のキメポーズで「ぎゃーーーーーー」と叫びました。
いい笑顔だ。この顔、この顔が見たかったのよ・・・
いや、まだまだ気を許しちゃだめよ。
そして明日もこの笑顔を見せてね!!



78.35
えー もちょっと出してもいいのじゃ!!
やっぱり昨シーズンの影響でしょうか。あるいは何かレベルの取りこぼしが?


アダム・リッポン

やっぱり「かもめのジョナサン」はいいプログラムですね。
3Aが惜しかったですが、他の要素でしっとりと見せてくれました。
こういうのは場数なんでしょうか。
手先の使い方もキレイです。

67.15



ジェレミー・アボット

ジャンプ全て決まって、スピンも軸がとても安定していました。
佐藤さん、ギター好きなんですかね?
アボットの今までの雰囲気からはちょっとイメチェンはかったPGでした。
うーん、悔しいけどこれは上を行ったなと思ったらやはり高得点・・・

83.00


ミハル・ブレジナ

ジャンプもきめ、どの要素も安定していました。
明るい音楽、明るい滑り、そして爽やかな笑顔です。

70.80


小塚崇彦

キレイな滑りで安定感抜群とみせたところが、2本目の3Aで転倒。
でもスピンなんかは本当に軸がぶれなくて美しかったです。
エッジも深くて滑りが氷に吸い付くようです。
よく考えたらコーチで親子対決なんですねぇ。

74.05


ブライアン・ジュベール

あ、衣装が変わった。
最初にやっぱり跳んでくれました、クワドにコンボ付き!
そして3Aも決まった、これぞジュベール!
最後のジャンプも何とかおりた。あとは曲に乗ってステップもいい動き。
ああ、ジュベさんの笑顔だ。この笑顔が見たかったんだよ。

85.35


なんか、この大会で初めて滑りと点数が納得がいきました。
まぁジョニー以外は?
しかしあらためて見ると、いまさらですがこの大会の男子は
ハイレベルな戦いだなぁ。



さて、現在SP3位のジョニー。
うーん、ま、いい位置ではないかしら。
明日のフリーはもう気を楽にして
とにかく出来ることをしっかりやって悔いのない滑りをしてほしいです。

ああ、我に返ったら、めっちゃ叫びまくってた私・・・
ご近所さん聞いてなかったよね?汗汗

ブラボー中国杯

2009年11月01日 19:01

あっという間に中国杯が終わりましたね。
先ほど気がついたものの来客中につきライブでまたEXを見損ねてしまいました。
CS放送までお預け・・・。



まずは、鈴木さん優勝おめでとうございます!!!
先日記事に触れたこともあって彼女の「ウエストサイド物語」とても楽しみにしていたんですが
その入魂の演技、本当に素晴らしかったです。
手先の動き、ステップの1つ1つに全て魂が入っている感じで
丁寧に、それでいて情熱的に、そして美しい動き。
彼女のスケートへの愛が溢れんばかりに感じられる滑りでした。

SPのリバーダンスもですが、彼女は本当に選曲のセンスがいいですね。
ジャンプがあるとはいえ、やっぱりフィギュアスケートは曲に合わせて動くのだから
ダンスの要素が大きい。
だからこそ、スケートの使用曲として向いてる曲と向いてない曲ってどうしてもあると思います。

その点、リバーダンスはもろダンスの曲ですし
ウエストサイドも、ダンスが主のミュージカル。
さらにドラマ性もあるので、タメ、アクセント、リズム、フレーズなどが実に計算されていて
全体的にも流れがあってメリハリもある。
そして皆が知っている有名なこの曲を聴いてキュンとならないはずがない上に
鈴木さんの魂が重なったら、これはもう涙せずには観られません。

ああ、でもリバーダンスのステップのところなんかもステキだったし
何よりこれの衣装が最高です!
とってもよく似合っていて、
納得いかない部分が納得いくようになったら、きっとゾクゾクすることでしょう。



それから申&趙組の復活優勝も嬉しい!
やっぱり何が違うって、復帰宣言してブランクなきかのごとくほいほいと
高難度の技をやってしまうところも凄いけども
最初のポーズ、キリッと振り返ったりするところの表情なんかの
技以外のところの見せ方が段違いなんですね。

ペアはユニゾン合わせた上に難しい技をこなさないといけないから
それ以上の何かを出すに至るまでにはかなり大変なんだな〜と
メダリスト以下の演技を生観戦するだにいつも思っていたのですが

現役でずっとやってきたペアの皆様にはこういうとなんだけど
ああ、ペアってこんなに面白いんだったと、久しぶりに思い出した感じです。

残念ながらまだFSの演技はみれてないので、動画か放送かを楽しみに待っているところです。



そして織田君、2回目の優勝おめでとう!
前回よりぐっと演技もこなれてうまくなったなぁと思いました。
以前は、軽いその足首のジャンプがかえって滑りのメリハリを無くしてしまったようなところもありましたが、今回は振り付けのお陰ももちろんですが
ジャンプに高さもついて、グッと見応えのある完成度の高いPGに仕上がってたと思います。


対してエバン君。衣装も演技の内なので。
やっぱりよくない。その黒ずくめは演技がよく見えないよ!

手足の長さが強調されて顔が見えず表情に目がいかないので
やたら手足をバタバタさせてるように見えてしまうのよ。
高い強引なジャンプも、柔らかくて丁寧な織田君と対照的な分、余計荒さが目立ってた気がしました。
まだ緒戦だし、滑りこなれてないのかな・・・。






そしてもう一つ、ダンス。
ベルビン・アゴスト組の優勝!
ちょっとここ数年パッとしなかったところが多かったのですが
今季、まるで生まれ変わったようです!
まずベルビンちゃんの表情が明らかに変わったような。
以前はえくぼがかわいいくてキュートなところもあったのが
今や傲然と輝く黄金のような美女となっています。

そして、ともすればその美貌が滑り自体の印象を霞ませてしまうこともあったのが
今季は違います。
とにかくその美しさが映えて見栄えのする衣装にPGを仕上げてきました。
CD、中国杯はゴールデンワルツ。

白に金色でまさにゴールデンでした。

さらにオリジナルダンスは今季も
大好きなあの「フォーク&カントリーダンス」ということで
曲は「Moldovian Folk dance」・・・
モルドビアってどこ?ですが、とにかく素晴らしくかわいい民族衣装です。


そしてフリー。
前回までトスカなどのドラマ性があるものにトライしてましたが
やっぱりちょっとしっくりこなかったフリーですが・・
今回は彼らの、アイスダンスの原点に戻ったようなPGを持ってきました。
「アヴェマリア」と「アーメン」。
荘厳な音楽と崇高な歌が、ベルビンちゃんの美しさをさらに引き立てて
白いレースの衣装に包まれた彼女はまるで聖女のようです。
アゴストさんは差し詰め「聖女を守る敬虔な信者」でしょうか。
彼らのキッチリとした滑りがこの音楽によく合っていて、鳥肌が立ちました。
モノトーン基調の衣装とか振り付けの雰囲気、
何となくクリモワ・ポノマレンコ組のバッハを彷彿とするような。


ほら、もう、この最初のポーズまるで宗教画でしょ?

CS待ちきれない方、動画はこちらです。


しかしカメラマン、気持ちはわかるけど、アゴストさんも映してあげてね・・・

ロステレコムを振り返って

2009年10月30日 23:36

中国杯が早速始まっておりますが
取り急ぎロシア杯のジョニーについてちょっと書いておこうかな。

ジョニーがSPでいまいちなスタートを切り、FS終わって総合4位という結果になってしまって
しばらく衝撃が治まりませんでした。

練習では4-3まで跳んだというMBのレポもあり
また曲かけの練習映像でもしっかりジャンプ跳べていて
調子自体が悪いわけではなさそうだったたけに本人も納得のいかない結果だったと思います。
要はほぼ全てメンタルな面が原因ってことなのか。

そういえば、ダンナが横で観戦してた時に
「あれ、ジョニーってこんな巻き足ジャンプだったっけ」と言って気がついたのですが
確かに、キレイに跳ぶはずのジョニーの3Aがかなり軸がずれて巻き足になってます。
うーん、大丈夫かなぁ。
変な癖とかついてないとよいんだけど。



終わったあと、ツイッターで「恥ずかしい滑りした」って謝ってて
最初は涙したものですが、落ち着いたきたら次第に
私も"福岡のお母さんモード"になってきまして・・・

「なんばいいよっとね!謝ったってしゃーなかろうが!
練習ではちゃんと出来るとが、なんで出来んかったかよー考えな!
ファンやらに謝るより、次にしゃきっとした演技ばするとが一番たい!
そげなことする暇のあったら一分でも惜しんで休むか滑るかしんしゃい!」

と、風呂に入りながら叱り念を送ってしまいました。




でもなぁ。これ禁句かもしれないけど
ジョニー、やっぱりもうちょっと親離れした方がいいんじゃないかなぁ。
パティさん素晴らしい方だけど、結構ママに精神的に頼ってる感が。
そしてズミコーチも、厳しい方のはずだけど、キスクラでは
「よしよし、ほらほら」って汗を拭いてあげてる様子なんて完全にお母さんな雰囲気が・・・
ジョニーも「しくしく、どうしてうまく出来なかったの・・・」みたいな感じで甘えてます。

いや、わかった、わかってるジョニー。
あなたは世界の女性の母性本能をくすぐってママンにしてしまうのよ。
あのまつげ、あの目線で「ママごめん・・・」って言われて
それでもキツく対応出来るお母さんはいない!
これを打破して一昨年の中国杯ロシア杯のような状態に持っていくには
これはもう絶対”男性”の存在が不可欠なんですわ。

ということでやっぱりペトレンコ様のリンクサイド&キスクラへのカムバックを切に願います!



今季のフリーのPG、調子よかったら
きっと彼のPGの中で一番のお気に入りになりそうなんですもの。
ちょっと今まででフリーPGベスト1だったナザレっぽい雰囲気だし
衣装も私の好きな白多めのモノトーン基調だし
曲も弦楽器だし。
中盤の、チェロの高い音色(あの音域は私にはキレイに出せませんが)
のとこなんか大好きです。
ジャンプことごとく成功してないのに、録画を見直したらあっという間に終わる感じがしますし
ジョニーワールド満載で、素晴らしいプログラムだと思います。
本当に、ぜひNHK杯では"これを生で観られなかったのは一生の後悔!"と思わせて下さい。

そして、ファイナルでぜひ、会いましょう。

中国杯スタート

2009年10月30日 20:32

いよいよ始まりました。

ライブ観戦していましたが、ベルビンちゃんコンパルソリーの衣装がもの凄くステキで。
白地に金の飾りが、あの美貌に映えて映えて。
TV画面に映った瞬間、会場がどよめいたのに応え、パチンとウインク。
もう本気でくらくらしました。
さらに滑り終わったあとは投げキッス。
世界の男性を虜にしたもようです。


さて、その後男子観戦中に息子が横から眺めて言いました。
「火の鳥で真っ黒やったら焦げてるやんな」

何のことを言っているかわからない方は、明日のTV放送をご覧下さい。

エリック杯によせて

2009年10月22日 15:46

いよいよGPSが始まると思っていたらもう既にエリック杯終わって
もう明日からはジョニーのロシアはロステレコム杯。
大丈夫、ちゃんと台に乗るに決まってる!と思いつつ、気が気ではない。
復活プルシェンコとの対決なんかよりも、とにかく自分の納得のいく演技をして欲しい。
そして、願わくばウィルソンさんとのコラボで点数が取れますように!


なぜこんなに不安になるのかはもうエリック杯の点数の出方が
うーんな感じだったからというのもあるのかも。
TESはともかく、相変わらずPCSの出かたがよくわからない。


男子をざっと見た感想を述べさせていただきますと・・・

まずは織田君優勝おめでとう!
SPの滑り、今までとは違って「最初からぶっ飛ばしてるな〜」という感じが伝わってきました。
もちろんいい意味で。
スピードもあったし、何より気迫がありました。
それに比べてちょっとFSは用心深くなったかなという気がしましたが
彼のキャラクターによく合っているチャップリンのPG、観客もノってくれて
ジャンプもうまくまとめていました。
ただまぁ最初の試合だからかもしれないけど、ちょっと照れがまだある感じ。
コミカルなところは自分を捨ててもっと道化に徹して欲しいかな。
ともかく最初の試合で点数もらって評価してもらえたのは気持ち的にもホッとしたのではないでしょうか。


それからトマッシュ。
調子いいですね!去年から少しずつ復調してきた感はありましたら
SPから4-3跳んできました。
元々バランスのいい選手ですし、キレイなジャンプで迫力もあり、これぞ男子!
いやー こんな状態のトマッシュはホント久しぶりなような・・・
が、FSは残念!
せっかくまたクワド成功させてたのに、突然途中からスタミナ切れになってしまいましたね〜
ゴッドファーザー、トマッシュっぽくないハードなPG?
ちょっとイメチェンでかっこいいじゃないの〜衣装も好きです。
うまく仕上がった状態でぜひまた魅せてください。

リッポン君。
なんか、ちょっと雰囲気変わりましたね。髪の色??
儚げで線が細いのが一層際立ってきたような。何となくサボイさんを思い出しました。
彼もバランスよくまとめて台乗り。
つくづくアメリカって凄い選手が続々油断ならぬ大国だなと思いました。


残念だったのがジュベさん。
SPはあのノリノリの"Rise"を続行ということでしたが、まさかの6位。
リザルトだけ見たらいったい何があったのかと思いました。
SPのクワド以降ジャンプがなかなか決まらなかったんですね。
でも映像を見たらさすがにジュベさん。
ジャンプは決まらなくても、他のステップなんかでは最後まで気を抜かず
ビシッとまとめていました。
逆にFSの印象がまだちょっと薄いかなぁ。あの雰囲気好きなんですけど。
今までの中ではかなり好きな部類に入る衣装。
次はNHK杯。どう滑り込んできてくれるでしょうか。



ポンちゃんもいいとこまであがっては来てるのになぁ。
あと一歩。
決まったらジャンプも迫力があって見応えあるし、こういうハードな男子!って選手
今では逆に少ないくらいなのでぜひ頑張ってタフガイぶりを見せつけて欲しいんだけども。


プレオベールも、まだ調整が間に合ってないような感じでしたが
今年のPGも楽しく、やっぱりプレオベールはプレオベールだなぁと
嬉しかったです。
もう絶対転ける!と思うくらい軸が傾いてるのに、なぜあそこで降りれるのか不思議だ。

もう一人残念なのがヴォロノフ。
なんであの点数なのか?もう少し出てもいいんじゃないかね。
特にSP。
クワドはやっぱりもう少し評価されるべきだと思う。
イマドキもう希有なくらいの愛すべきかつてのバレエチックロシア〜ンな衣装。
FSのシンドラーのリスト好きだなぁ。
もっと上に食いこんできてほしい選手の一人です。


お初の中国の選手、楊超君。
まだ見た目は洗練されてない感じですが、ジャンプだけではなくて
他の要素もキレイで上手。
これからあがってくるのでしょうか。
チェンジャンが引退してしまったから寂しいし
中国もペア・ダンスだけではなくてシングルでも活躍が欲しいですね。


しかししかししかし、こう言ったら何ですけども。
この大会、実はSPからクワドに挑戦する選手がたくさんいて
フリーでも果敢に挑戦してきているのに・・・
メダリストのうちでクワドに挑戦したのがトマッシュだけって
納得いきません。

これじゃ選手4回転跳ぼうと思わないでしょう!
もちろん芸術性や総合性も問われるものだから一概には言えないけども
やはりスポーツなんだし。
難易度の難しい技に挑戦するより、難易度下げて安定さを重視した方が有利な傾向があるのは
明らかにスポーツとしておかしいと思う。

もちろんクワドなくても他のジャンプをキレイに跳んでいた織田君はすばらしかったし
個々の選手を非難しているのではないです。
ただ、ある一方方向からしか評価されてなくて、ある選手には不利、ある選手には有利
という点の出方が続くようであれば、もうフィギュアスケートというスポーツ自体の危機なんではと。
ぜひ五輪までに観客選手が納得のいく採点になってくれるようにと願わずにはいられません。


今年のTV放送、地上波は見てませんがBSではとりあえず余計な前ふりなんかを入れず
出来る限りの選手を放送してくれたようで、それはだいぶ嬉しいです。
が、やはり本当の下位の選手はCS待ちなんですね。
ブラッドレイ君とか見たかったのに途中で切られてるし。




女子についてはヨナちゃん真央ちゃんの対決ということもあって
GPS緒戦から熱い報道ぶり。
そして結果はヨナちゃんの圧勝でした。


いろいろ思うところはありましたが
ヨナちゃんがパーフェクトな演技をして高得点が出るところは予想してました。
もちろん、ヨナちゃんの演技そのものは凄かったし、
ジャンプも高くて安定度が一層まし、
手先の表現なんかも自由自在で、いろんな表現の可能性を持っている
希有な才能の選手だとまざまざ感じました。

でも、でも210点て・・・
SPでもクワド入ってるジュベさんより高い点数ってのはないでしょう〜!
これはちょっと納得のいく説明をして欲しいものです。





しかし真央ちゃんも、どうにもまず目がよくない。
以前なら滑ることが好きですってのが伝わってきてたんですけど
とりわけこのエリックでは、SPFSともに心に迷いがあるように見えました。
恐らく真央ちゃん、このPG好きじゃないんだと思います。

特に「鐘」。もう彼女の個性に全然合ってない。
衣装もそうだし、オーケストラで金管が低音で地に這うような音を奏でる曲なんて
クルクルふわふわと跳ぶ性質のジャンプである真央ちゃんに合うわけがない。
あれはジャンプ跳ぶのにも合わせにくいだろうと思う。

タラソワさんが真央ちゃんにどう期待しているのかわからないけども
少なくともタラソワさんが目指している方向と
真央ちゃんの持っているものとはどうしても異なっているのではないかと。
それがどちらにも見えてない危険な状態なんではと思う。
確かにね、タラさんの言う通り真央ちゃんは恋した方がいいとは思うけどね。
今はそれどころではなく、言われるがままに
コーチに必死でついていこうとして振り回されてるように見える。
今更だけど真央ちゃん母国語でいろいろと話せる日本人のコーチにお願いしたらどうかなぁ。
佐藤由香さんとかどうなんだろう。



今回この二人を見ていると何だか
勝つために周りからプレッシャーかけられて自分が見えてないと感じました。
ヨナちゃんは、以前とてもよく感じた表現したいもの、表現したい部分が霞んで
これでどうよ?凄いでしょう!てところしか感じなくて
確かに凄いんだけど、今それだけになっちゃって、007なんて
ヨナちゃんそのPG好き?と聞きたかった。
「ロクサーヌ」や「あげひばり」、「こうもり」辺りでは感じたPGへの愛が
今季は全然感じなくて本当に悲しい。
表現力があるだけに、それが一層芝居がかって感じる。
自分のうちなるものに向って、それと点数が結びつくまでには
もう少しいろんな人生経験も必要なのかもしれないのかな。


そういうところでは中野さんがよかった。
昨季は点数に結びつかなかったけども、ジゼルにはかなりの思い入れを感じたし
エリックのオペラ座は素晴らしかった!
ちょっとキリッとしていて、音楽のどの部分をどう表現したいかが伝わって
ゾクゾクしました。
FSの火の鳥もカッコいいし衣装もステキ。
火の鳥のように彼女の燃える心を素晴らしく表現していました。
これからこのシーズンよい成績と結びつくように願ってます。


そういえば朝日新聞の19日付の夕刊の
「スポーツ人物館」というコーナーに鈴木明子さんの記事がありました。

長久保コーチが「曲を理解して、ステップを踏む感覚が素晴らしい」と言われたそうですが
本当に、彼女の滑りは、とりわけ生で観戦していると
音楽と自分とを一体化させる表現力には心を揺さぶられるような感覚になります。
今年はウエストサイド物語だそうで、お披露目が待ち遠しくてたまりません。

そんな彼女の
「もちろん五輪へ行きたいが、まず作品を仕上げたい気持ちがある。
やるからには見せるスケートをしたい。フィギュアの特徴を大切にして、世界と戦いたい。」
という言葉には涙が出そうになりました。
ぜひ、19歳のあの二人にもその感覚を持って欲しいと思う。

カーニバル

2009年10月14日 01:44

やっとジャパンオープンとカーニバルオンアイスを観ました。
今年のジャパンオープンときたら、なんて豪華な顔ぶれ。
全ての選手にコメントしたいのは山々ですが、なかなか今時間が取れないので
一番印象に残った演技について。

まず今回のNo.1はジェフ。
正直なところを申しますと、引退してからのジェフのショーナンバーは
いろいろな彼の面を見られて面白かったのはあるんですが
これぞというようなピンとくるものが無かったんです。

でもこの競技版「エクローグ」は、衣装、音楽、振り付け、全てが
ジェフの、ジェフによる、ジェフのためのプログラムであると実感しました。
冒頭のイーグルでいきなり溜息です。
ピアノの透明感ある音色が彼の滑りにはとてもよく合う。
彼のエッジが氷を滑るたびに、ぞくぞくと鳥肌が立ちました。
と同時に、皆がそれも仕方ないと「納得」した彼の引退を
今更ながら残念でたまらなくなりました。
点数を付けられる、評価されるという緊張は大変なものだと思うのだけど
だからこその緊張感によって表出する、ショーでは観られない何かがあるから。

十分にまだ現役を続けることが出来る精神力と実力を持っていて
お遊び的な試合とはいえ、ここまで素晴らしい演技をみせてくれるのに
それをなぜ五輪でもう一度観られないのかと残念で仕方がないのです。


ここでこっそりと告白するのだけど
実はジョニーも、ショーやEXナンバーでこれぞというものがまだない。
もちろん、イマジンもマイウェイもエスメラルダもポーカーフェイスも好き。
だけど、一番好きなPGはどれかと言ったら、これらはだいぶ後ろに回ってしまう。
例えジャンプが失敗してぼろぼろだったとしても、ノビノビ滑っているショーナンバーより
ずっと競技の演技が好き。
なぜなんだろう。

だから、きっとジョニーならこれからも日本にショーで来てくれると思っても、
現役引退しちゃうのもの凄く悲しい。
毎年JOに呼んで欲しいけど、ジョニーがヤダって言いそうな気もする・・・。



閑話休題。
本田君のアランフェスもまた素晴らしかった。
ソルトレイクのアランフェスには未だに涙が出る演技で
もちろんジャンプの回転はあの時より1-2回転少ないわけだけど
その分彼がこれまでショーなんかで培ってきた表現力や人間味なんかが加わって
また別の素晴らしい本田アランフェスに仕上がっていました。
フリーの演技、現役でも滑りきるのには相当な体力と精神力がいるものだろうに
引退して4年近くになっても最後までグダグダにならずにキチンと滑りきって。
コーチ業も忙しい今でしょうが、これからの彼のさらなる選手としての成長も楽しみです。


そしてCOIの高橋君の復活。
ケガ以前の「eye」からだいぶ変わってて、最初は前の方がよかったと思ったけど
これはこれでまた新生高橋大輔的爆発力があってイイ。
気がついたら何度もリピートしてみてます。
初めて生で観た時にはそこまでピンと来なかったのに、じわりじわりきて
今では彼の中で一番好きなPGです。
フィンランド杯ではちゃんと点数ももらえてたし、ここまで復活してくれてよかった。
本当に嬉しい。


そしてステファン、いうことなし。
ショーで培った表現力を思う存分発揮しちゃってて
ジェフが包み込むような空気を醸し出せば、ステファンはスッパっと切り裂くようで。
物足りないところといえば衣装くらいですよ。
あ、あと髪はもう少し短い方が好きですが笑


コンテスティも最高に個性的でよい!
やっぱりこういう選手がいるから男子が好きなんだなと実感。
そういう意味でも女性陣は男性陣に比べてちょっとインパクトに欠けたかな。